鍼灸施術の流れ
鍼灸施術の流れ 【 触診、腹診 】
<触診>(施術){患者さんの姿勢}
1.<腹診①>施術して、お腹の変えたいところを見つけ出す。※1 ※2{あお向け}
2.<足の触診>足の施術するところを見つけ出す。※1 {あお向け}
3.(足の施術){あお向け}
4.<腹診②>足を刺激した効果の判断。※1 ※2{あお向け}
5.<手の触診>手の施術するところを見つけ出す。※1{あお向け}
6.(手の施術){あお向け}
7.<腹診③>手を刺激した効果の判断。※1 ※2{あお向け}
8.<背中の触診①>施術して、背中の変えたいところを見つけ出す。※1 {うつぶせ}
9.<足の裏側の触診>足の裏側の施術するところを見つけ出す。※1{うつぶせ}
10.(足の裏側の施術){うつぶせ}
11.<背中の触診②>足の裏側を刺激した効果の判断。※1{うつぶせ}
12.<腹診④>すべての刺激の効果を確認。※1 ※2{あお向け}
触診
深さ(表層、中層、深層)組織<表皮、真皮、脂肪、筋肉、骨、靭帯>
◦(表層)<表皮、真皮>
{陥下、緊張or弛緩、体温が一定でない、ザラザラorツルツル、
ビリビリと術者に伝わる}
◦(中層)<脂肪>
{硬結、緊張or弛緩、圧痛}
◦(深層)<筋肉、骨、靭帯>
{硬結、筋肉の弾力、圧痛}
腹診
主なもの(心下痞硬、胸脇苦満、中心芯、腹皮拘急、瘀血、少腹急結、小腹不仁)
1.心下痞硬<心下部に扇形に出る>
(緊張・硬さ・張った感じ)
2.胸脇苦満<肋骨の下縁>
(腫脹・圧痛・肋骨弓に指が入っていかない・入っても苦しい・嫌な感じ)
3.中心芯 <正中線上>
(緊張・スジ)
4.腹皮拘急<腹直筋上>
(緊張)
5.瘀血<腹直筋の下部>
(ボコッとした盛り上がり)
6.少腹急結<下腹部の左右>
(緊張)
7.小腹不仁<下腹部に力がない>
(下腹部に力がない・下腹部全体に力がない)