へぇ、IoTの最新技術集めた展示会 東京
あらゆるモノをインターネットでつないで新たなサービスなどを実現する「IoT」の最新技術を集めた展示会が、東京都内で開かれています。
14日から始まった展示会には、国内外のおよそ750の企業や団体が参加していて、ことしは世界的に開発が進むIoTの最新技術の展示が特徴です。
このうち日本のメガネメーカーは、センサーでまばたきの頻度を把握できるメガネを出展しています。
まばたきの頻度から集中しているかどうかがわかることから、車のドライバーの居眠り防止や、企業が従業員の働きぶりを把握するための活用などを見込んでいます。
また、アメリカの半導体メーカーは、食品にかざすだけで糖分や脂質など、詳しい成分を分析できるという小型の端末を展示しています。
果物を栽培する農家がこれを使えば、これまで経験に頼っていた収穫の時期をデータで管理できるようになるとしています。
担当者は「健康や食の安全に関心の高い消費者が食品を選ぶ際に使ってもらうこともできる」と話していました。
この展示会は、東京・江東区の東京ビッグサイトで16日まで開かれています。