「夜光雲」は、通常の雲が地上から10数キロまでの高さにあるのに対し、高度およそ80キロの「中間圏」と呼ばれる大気の層に発生する特殊な雲で、極めて高い場所にあるため、太陽が地平線の下にあるうちから、光を浴びて夜空に青白く輝くことからこの名前がつけられています。北海道大学低温科学研究所の研究グループによりますと、今月21日の午前2時すぎ、流氷や雲の動きを観測するためオホーツク海に面した紋別市に設置したカメラが、夜空に光る雲を捉えました。
月別アーカイブ: 2015年6月
えっ、がん細胞を狙い撃ち 超小型カプセル開発
直径2万分の1ミリという超小型のカプセルの中には、ガドリニウムという物質が入っていて、注射で血管の中に入れます。がんの周辺にある血管には、特有のごく小さな穴があるため、カプセルは、そこから漏れ出し、がん細胞の周辺に集まるということです。カプセルが、がん細胞の周辺に集まったところで、体の外から中性子線を当てると中のガドリニウムが反応し、周囲に放射線を出してがん細胞だけを狙い撃ちにできる仕組みです。
凄い、凄い、早く実用化を
いすみ市一人農業Part17
「りんご病」東京都が初の流行警報
顔のほおなどに発疹ができて赤くなる「伝染性紅斑」、いわゆる「りんご病」の患者が東京都内で急増していることから、都は16年前の調査開始以来、初めて流行警報を出し、うがいや手洗いなど、予防の徹底を呼びかけています。「りんご病」はせきやくしゃみなどによって感染し、患者は小学校入学前後の子どもが多いということですが、妊娠初期の女性が感染するとまれに流産することがあるということで、都はうがいや手洗いなど予防の徹底を呼びかけています。
いすみ市一人農業Part16
ほう、遺伝子検査の業界団体 認定制度創設へ
利用者への説明が不十分なためトラブルになるケースがあることなどから、遺伝子検査の企業で作る団体は、一定の基準を満たした企業を独自に認定する制度を始めることになりました。
「遺伝子検査ビジネス」は、がんや糖尿病など、病気のなりやすさや太りやすさなどの体質を遺伝情報から調べるもので、髪の毛や唾液などを採取するだけで個人で手軽に利用できるため、この数年で急速に広まっています。
え、脳の神経細胞刺激でマウス「うつ」改善
うつ状態のマウスの脳に光を当てて神経細胞を刺激することで、うつの症状を改善させることに成功したと、理研ーMIT神経回路遺伝学研究センターのグループが発表しました。うつ病の新たな治療法の開発につながる可能性があるとしています。利根川センター長は、「オプトジェネティクスの技術でマウスのうつ病が改善できた。記憶の基本的な仕組みは人間も似ていると思われるので、直接、脳の神経細胞を刺激する技術の開発が進めば、将来、うつ病の新たな治療法につながる可能性がある」と話しています。
いすみ市一人農業Part15
えっ、働く女性の4割近くが朝食とらず
働く女性たちの40%近くが朝食をとらず、一日に必要なエネルギーが不足していることが、医師などで作るグループの調査で分かりました。調査を行ったグループは「健康を崩して仕事が続けられなくなるなどの影響がでるおそれがあり、意識して朝食をとることが必要だ」と指摘しています。