月別アーカイブ: 2015年7月

ほぅ、「どのように学び 力を育てるか」重視へ

これからの時代を生きる子どもたちには、複雑で変化の激しい社会のなかで、主体的に判断しながら課題を解決する力が必要になるとして、改訂にあたっては、「何を学ぶか」だけでなく、「どのように学び、どのような力を育てるのか」を重視するとしています。そのうえで、子どもたちが知識や技能を活用して、自分で問題を発見し、解決に向けて考えを深める、「アクティブ・ラーニング」と呼ばれる新たな指導方法を導入することや、評価の在り方についても盛り込む方針を示しました。

ペーパーテストの結果だけでなく、グループでの話し合いやリポート作成・発表などを通して、多面的に評価する必要があるとしています。

えっ、手足口病の患者 10年で2番目に多い

「手足口病」は、手や足、それに口の中に発疹ができるウイルス性の感染症で、幼い子どもを中心に感染し、まれに脳炎などの重い症状を引き起こすことがあります。国立感染症研究所によりますと今月5日までの1週間に全国およそ3000の小児科の医療機関から報告された患者の数は1万7294人で、1医療機関当たり5.48人と、この10年で2番目に多くなっています。

えっ、「腸内フローラ」腸炎抑える仕組み解明

ヒトの腸の中では、数多くの細菌が、「腸内フローラ」と呼ばれる生態系を作っていますが、この細菌の一種が、腸の炎症反応を抑える仕組みを慶応大学の研究グループが突き止めました。国内に16万人の患者がいる潰瘍性大腸炎やクローン病などの新たな治療法の開発につながると期待されます。

研究の成果が、早く実用化される事を期待します。