月別アーカイブ: 2015年9月

ヘェ〜、蛍光色放つ発光ウミガメ、南太平洋で発見

(CNN) 南太平洋の海底で海洋生物の調査を行っていた米国の研究チームが、緑と赤の蛍光色を放つウミガメに遭遇し、映像の撮影に成功した。爬虫類の蛍光発光が確認されたのは初めてだという。発光ウミガメはニューヨーク市立大学の海洋生物学調査団が7月下旬、南太平洋のソロモン諸島付近で泳ぐ姿をカメラに収め、28日に映像を公開した。発光していたのはウミガメ科のタイマイで、海中のサンゴ礁を撮影していたところ、照明の中に入って来たという。同大のデービッド・グルバー氏は「思いがけない姿に誰もが驚いた」と話している。

生物の蛍光発光現象はこれまでに、サンゴやカニなどの節足動物、サメや魚類など200種あまりで確認されている。

発光は一般的に、獲物をおびき寄せたり外敵から身を守ったりするなどの役割を果たす。カメの発光はカムフラージュの助けになっている可能性もあるが、理由はまだ解明できていない。

タイマイは個体数が激減して絶滅危惧種に指定されており、保護や生態の調査を急ぐ必要があるとグルバー氏は指摘している。

え、火星には今も水が存在か 観測結果を発表

赤い惑星、火星には今も水があって、季節や地域によっては地表を流れているとする観測結果をアメリカの研究チームが発表し、火星では今も水が存在している可能性を示す新たな成果として注目されています。これは、NASA=アメリカ航空宇宙局がイギリスの科学雑誌「ネイチャージオサイエンス」の電子版で発表したもので、火星の周りを回る探査機を使って火星の地表を調べました。

なかでも注目したのは、温度が上がると火星の特定の地域に現れて、温度が低くなると消える黒い「筋」で、山肌に沿って細く伸びる姿は水の流れのように見えるため、上空から赤外線などを使ってその成分を詳しく分析しました。

その結果、黒い「筋」から水と塩類の化合物が観測され、研究チームは黒い「筋」は塩類を多く含んだ水が火星の地表を流れた跡である可能性が高いとしています。

えっ、インフルエンザ、各地で学級閉鎖相次ぐ-東京で今季初、千葉でA型検出

インフルエンザの集団発生で学級閉鎖などの措置を取る教育施設が相次いでいる。厚生労働省によると、8月31日から9月13日までの2週間で、学級・学年閉鎖の報告が5施設からあった。東京都も15日、今シーズン初めて学級閉鎖の報告があったと発表。

ほー、アラスカで発見 新種の草食恐竜と判明

アメリカ・アラスカ州で見つかった恐竜の骨を詳しく調べたところ、草食恐竜の仲間に属する新種の恐竜であることが分かり、寒さの厳しい環境で生息した恐竜の生態を解明する新たな発見として注目を集めています。新種の恐竜は長く平たいくちばしを持つ草食恐竜の仲間に属し、体長は9メートル余りあり、「古代の草食動物」を意味する「ウーグルーナラッククーックピケンシス」と名付けられました。

えっ、B型肝炎薬、確保を要請=天津事故で製造停止受け

中国天津市で8月に起きた爆発事故でB型慢性肝炎の治療薬「テノゼット」の工場が被災し、製造再開のめどが立っていないとして、日本肝臓病患者団体協議会などは16日、厚生労働省に対し薬の確保を要請した。 テノゼットは肝炎ウイルスを抑えるため、長期間使用する薬。米国の製薬会社が開発し、日本国内では英製薬大手グラクソ・スミスクライン社が販売権を持つ。 グラクソ社によると、同社の製造拠点は被災した天津工場のみ。国内で服用している患者は約7000人、在庫は8月末時点で約2カ月分という。

ほっ、「細胞シート」再生医療製品として初承認へ

重い心不全の患者に移植して、傷ついた心臓の働きを再生する、「細胞シート」について、厚生労働省の専門家会議は、去年施行した新たな法律に基づく初の再生医療製品として、国内での製造・販売を5年間の期限付きで承認する方針を決めました。