月別アーカイブ: 2015年5月

え、血小板を短時間で大量に作る

出血を止める血液の成分である血小板を短時間で大量に作る仕組みを、栃木県下野市の自治医科大学などの研究グループが新たに発見し、献血で不足しがちな血小板の確保につながると期待されています。血小板は体の傷口を塞ぐ働きを持つ血液の重要な成分で、手術後の輸血などで使われていますが、長期間の保存ができないため、研究グループは献血だけでは不足しがちだった血小板の確保につながる発見だとしています。


えっ、脂っこい食事続けても太らない? 特定のたんぱく質発見

 脂肪分の多い食事を続けても、体内にある特定のたんぱく質をなくすと太らないことを、京都大などのグループがマウスを使った実験で確かめた。人間に応用できれば、肥満対策につながる可能性があるという。

 グループの木村郁夫・東京農工大特任准教授は「ニューデシンが働く仕組みが解明できれば、肥満を抑える薬の開発につながる可能性がある」と話している。

ほぅ、ヒトの皮膚の細胞を化合物と一緒に培養することて神経の細胞に

ヒトの皮膚の細胞を特定の化合物と一緒に培養することで神経の細胞に変化させることに成功したと京都府立医科大学のグループが発表しました。遺伝子を導入しないで細胞を変化させたのは、世界で初めてだということです。