高齢者や乳幼児を中心に激しいおう吐や下痢を引き起こすノロウイルスが変異し、ヒトが免疫を持たない新たなウイルスとなって、ことし初めから国内で感染を広げていたことが分かりました。ノロウイルスの本格的な流行は秋以降で、国立感染症研究所は、秋以降も新たなウイルスが主流となった場合には、例年にない大きな流行になるおそれがあるとして、全国の地方衛生研究所にウイルスの分析を徹底するよう求めました。
月別アーカイブ: 2015年8月
ほっ、幼児教育の研究 専門家会議で検討始まる
会議では、文部科学省の担当者が、無償化にあたってどのような教育が子どもたちの成長に効果的か、国が中心となって研究していきたいと話し、研究の体制やテーマについて検討を求めました。出席者からは「幼児期の教育が学力やその後の生活に与える影響を長期的に調査してほしい」といった意見が出ていました。会議の座長を務める白梅学園大学の無藤隆教授は「これまでは、明確な根拠がないなかでおそらくよい効果があるだろうと、幼児教育をやってきた。国が責任を持って在り方を示す時期に来ている」と話していました。
おっ、久しぶりに蛇を見ました⁉️
ほう、高齢者の生活改善 管理栄養士が出向いて指導へ
高齢者の病気が重症化したり、寝たきりになったりするのを防ごうと、厚生労働省は、管理栄養士などが高齢者が集まる場所に積極的に出向いてリスクの高い人を見つけだし、生活改善の指導をする新たな取り組みを来年度から始める方針を固めました。良いことでさね⁉️
えっ、脳細胞の栄養不足でアルツハイマー悪化も
過度の食事制限などによって脳の細胞が栄養不足になると、アルツハイマー病を悪化させる可能性があるとする研究報告を東京医科歯科大学のグループが発表しました。
いすみ市一人農業Part25
こわ、手足のえ死引き起こす感染症 患者が最多に
手や足のえ死を引き起こし死に至ることもある「劇症型溶血性レンサ球菌感染症」の患者が、ことし、統計を取り始めて以降最も多い279人に上っていて、国立感染症研究所は、手足の腫れなど感染が疑われる症状が出た場合には、速やかに医療機関を受診するよう呼びかけています。「劇症型溶血性レンサ球菌感染症」は、手足のえ死や意識障害を引き起こす細菌性の感染症で、傷口などから感染するとみられ、症状が急激に悪化し死に至ることもあります。
統計を取り始めた平成11年以降、患者は徐々に増える傾向にあり、去年は273人でしたが、国立感染症研究所によりますと、ことしは今月9日の段階ですでに279人に上り、統計を取り始めて以降最も多くなりました。都道府県別にみますと、最も多いのが東京都で44人、次いで大阪府が28人、神奈川県が20人、千葉県と兵庫県が15人などとなっています。
重症化しやすいのは60歳以上だということで、手足の腫れや激しいのどの痛みなど感染が疑われる症状が出た場合には、速やかに医療機関を受診するよう注意を呼びかけています。
国立感染症研究所の池辺忠義主任研究官は「原因となるA群溶血性レンサ球菌は子どもへの感染がよくみられるが、通常発熱程度で収まる。なぜ劇症化するのか詳しく分かっておらず、けがをした場合には、きちんと消毒して病原菌が入らないようにしてほしい」と話しています。
エルニーニョ現象 海面水温 過去4番目の差
去年から続く、南米・ペルー沖の海面水温が平年より高くなる「エルニーニョ現象」について、気象庁は先月は海面水温が平年を2度上回り、過去4番目の差まで拡大したと発表しました。エルニーニョは世界の天候に影響を及ぼすと考えられ、ことしの冬にかけてさらに拡大が予想されることから気象庁で監視を続けています。