鍼灸術

鍼灸術とは ?

鍼術の定義

鍼術とは、一定の方式に従い、鍼をもって身体表面の一定部位に、接触または穿刺、刺入し、生体に一定の機械的刺激を与え、それによって起こる生体反応を利用し生活機能の変調を矯正し、保険および疾病の予防または治療に広く応用する施術である。

ステンレス等を素材とした毛髪ほどの細い鍼を使用する治療法。
特定の部位に接触または刺入することで身体に刺激を与え、それによって起こる血行促進などの反応を用いて疾病を治療する方法です。

灸術の定義

灸術とは、一定の方式に従い、艾を燃焼させ、またはこれに代わる物質を用いて、身体表面の一定部位に温熱的刺激を与え、それによって起る効果的な生体反応を利用し、生活機能の変調を矯正し、保険および疾病の予防または治療に広く応用する施術である。

艾(もぐさ)を使用する治療法。
はヨモギの葉を乾燥後ひいたもので、皮膚上の特定の場所に置いて燃やし、身体に直接的あるいは間接的に温熱刺激を与え、多様な疾患に対する治癒力を促進させる方法です。

鍼灸治療を受けるには 

施術所内鍼灸施術と、ご自宅等に訪問(出張)して行う訪問(出張)鍼灸施術があります。
また施術費用には自費施術と保険施術があります。
自費施術では症状に関わらず施術可能ですが(禁忌症状をのぞく)
鍼灸の保険施術は今現在以下の症状に限られます。(保険治療には医師の同意が必要です。)

①神経痛
足などに神経にそって痛むもの。

②リウマチ
肘など関節が腫れて痛むもの。

③腰痛症
腰が痛む重い。

④五十肩
肩が痛み手が上がらない。

⑤頚腕症候群
腕にしびれや痛み等があるもの。

⑥頚椎捻挫後遺症
いずれも、慢性的な痛み。

また、上記疾患と同一範疇であると診断できる症状。
その他、詳しい内容についてはご相談ください。

鍼灸施術の適応症

①神経系の疾患
各種神経痛、神経麻痺、神経痛、自律神経失調症、脳卒中の後遺症、不眠症、頭痛

②感覚系の疾患
仮性近視、白内障、麦粒腫、眼精疲労、難聴

③運動系の疾患
各種変形性関節症、リウマチ様関節炎、頸肩腕症候群、
むち打症、五十肩、腰痛、肩凝り、捻挫、腱鞘炎

④循環器系の疾患
本態性高血圧、動脈硬化症の諸症状

⑤消化器系の疾患
慢性の胃炎、慢性の腸炎、神経性消化不良、便秘、下痢、痔疾患

⑥呼吸器系の疾患
気管支喘息、気管支炎、咽頭炎、喉頭炎、鼻炎、感冒、扁桃炎

⑦泌尿器系の疾患
膀胱炎、尿道炎

⑧代謝疾患
脚気、痛風

⑨小児科疾患
小児消化不良症、小児の癇、夜尿症、夜驚症

⑩婦人科疾患
月経不順、月経痛、冷え症、更年期障害

鍼灸施術の禁忌

①受胎3ヵ月以内分娩前3ヵ月以内

②飲酒酩酊時

③精神異常が認められる場合。

④伝染病の疑いがもたれる場合。

⑤高熱症状を呈してる場合。

⑥病名不明で、重篤症状を認められる場合。

⑦衰弱が甚だしく、生気にかけている場合。

⑧血圧が異常に高い場合。

⑨血圧が異常に低い場合。

WHO(世界保健機構)で定められている鍼の適応症-41疾患

頭痛、偏頭痛、三叉神経痛、顔面神経痛、メニエール氏病、白内障、急性結膜炎、近視、中心性網膜炎、急性上顎洞炎、急性鼻炎、感冒、急性扁桃炎、歯痛、抜歯後疼痛、歯肉炎、急性咽頭炎、急性気管支炎、気管支喘息、食道・噴門痙攣、しゃっくり、急性・慢性胃炎、胃酸過多症、胃下垂、麻痺性イレウス、慢性・急性十二指腸潰瘍、急性・慢性腸炎、便秘、下痢、急性細菌性下痢、打撲による麻痺、末梢神経系疾患、多発性筋炎、神経性膀胱障害、肋間神経痛、頚腕症候群、坐骨神経痛、腰痛、関節炎、夜尿症