内臓脂肪

内臓脂肪とは?

お腹に溜まってしまった脂肪は2種類あります。1つは皮膚の下にあってつまむことができる「皮下脂肪」、もう一つは体の深部の内臓の周りにある「内臓脂肪」です。

ポッコリお腹

お腹周りの脂肪には違いがある。
1つは皮下脂肪、もう1つは内臓脂肪
皮下脂肪⇒病気の危険なし
内臓脂肪⇒病気の引き金になる
内臓脂肪がたまってくるポッコリお腹は危険な悪いポッコリ
皮下脂肪がメインで溜まっている方は良いポッコリ

◦内臓脂肪の基準100cm²
◦チェック法(洗濯バサミ)
つかめるお腹は良いポッコリ(皮下脂肪が多い)
つかめない悪いポッコリ(内臓脂肪が多い)
◦腹囲(へそ周り)
男性 85cm
女性 90cm

◦内臓脂肪がなぜ悪いポッコリなのか?

                内臓脂肪
                  ⇓
症状:      高血圧    血圧上昇    脂肪肝
          ⇓        ⇓       ⇓
病気:    糖尿病   高血圧症   脂質異常症   肝炎
         ⇓      ⇓       ⇓      ⇓
重大な病気:失明  腎不全  認知症  脳卒中  心臓病  がん
内臓脂肪が病気の連鎖を生む

◦内臓脂肪が悪くなるのは腸に原因がある
(腸に炎症を起こす事が非常に悪いこと)
腸の炎症と内臓脂肪の関係とは?
腸が炎症し内臓脂肪にうつると「悪玉ホルモン」を分泌、様々な臓器に飛び火し身体に障害を起こす

◦内臓脂肪改善プログラム
1、1日・20分間のウォーキング
運動する事で筋肉・心臓・血管から内臓脂肪を燃焼させるホルモンが出る。
2、食事前にウォーキング
間食を控え空腹感を作る(空腹感は内臓脂肪が減るサイン、空腹の時には胃から脂肪を燃やすホルモン・グレニンが出る)
3、根菜類をたくさん摂る事で良い腸内細菌が育つ、その腸内細菌は内臓脂肪を燃やす物質をたくさん作る。
4、食べる時、炭水化物は最後
(糖質・炭水化物を最後に回す事で、糖質の吸収が抑制される)
5、ごはんは食べたい半分にすると効果的。

内臓脂肪を減らす

(糖尿病・腎臓病・高血圧・脂質異常症・睡眠時無呼吸症候群・高尿酸血症・脂肪肝・変形性関節症・月経異常・妊娠合併症・心筋梗塞・脳梗塞)命に関わる重大な病。

◦身体の中にあるBATという細胞群を刺激して内臓脂肪を燃やすという方法
BATを刺激
  ⇓
増やしたり活性化できれば、内臓脂肪が勝手に燃やされ減らすことができる

◦通常、筋肉を動かした場合の燃焼効果が?
数字で言うと、4
BATの燃焼効果は?
数字で言うと、300~400
燃焼効果は70倍~100倍の燃焼効果がある

BATを増やす
  ⇓
1年で約1Kg体重が抑えられる、10年で約10Kg、20年たてば約20Kg
食事制限や運動をしなくても内臓脂肪を減らせるBATという細胞
BAT
(肥満改善や糖尿病予防のため最先端の研究が行われている細胞)
BAT
(脂肪を燃やして体温を上げる細胞)
  ⇓
内臓脂肪が燃料
◦BATが全身の脂肪燃焼と大きく関係がある
◦BATは年をとると減ってしまう
◦一度減ってもまた増やせる

◦BATを増やす方法
食生活を変えることによってBATを増やす事が出来る
BATを増やすセンサー
1、皮膚
長期間センサーが寒さを感知⇒BATが増える⇒BATあれば⇒体温が上がる
2、消化器で、3つのトリップチャンネル
⓵黒コショウ・青魚・とうがらし・しょうが
(温度を感知してBATを増やす)⇒辛さセンサーを刺激する
⓶わさび・からし・にんにく・たまねぎ
⓷ミント
メントールという成分が別のセンサーを刺激する。