五十肩でお困りの方

五十肩とは?

40歳以上の2人に1人、男4:女6

◦五十肩とは?
(肩が痛み・動かせなくなる病気)

五十肩の原因

◦主に運動不足、あるいはストレスからくる筋肉の緊張、そういったものから肩の関節の動きが悪くなって、肩の中の筋肉あるいは腱が傷つくと肩の動きが悪くなってきて、五十肩に発展する。

1、主な原因
肩周辺の筋肉の柔軟性が老化や運動不足で失われるため、そのため腕を動かしたとき骨と筋肉がこすれ炎症を起こしている。

2、姿勢の悪さ(猫背)
鎖骨や肩甲骨についている筋肉が緊張しやすいので、背中が丸くならないように注意したほうがよい。

3、なで肩
なで肩だと、肩が下がってきますので、筋肉が常に伸ばされているような(筋肉が)ずっと引っ張られて緊張する。      長時間緊張すると、老廃物がたまって痛みの原因になる。

◦筋肉が長時間緊張すると硬くなり血管を圧迫し血液の流れが悪くする、すると血液を通じて送られる酸素や栄養が不足、痛みの原因になる。

◦五十肩の原因(僧帽筋、大円筋、三角筋)
 肩まわりの筋肉が硬くなる
  ⇓         ⇓
筋肉と骨が     筋肉が緊張し
擦れて炎症を    老廃物が
起しやすくなる   溜まりやすくなる

◦関節の動く範囲が狭まり、痛みがでる。

五十肩の症状で診る

1、五十肩⇒はり・きゅう・あん摩・マッサージ・指圧施術適応
◦拳上障害(バンザイの動作)
◦夜間痛 (夜間に痛みが出る)
◦結帯障害(エプロンを背中で結ぶ動作)
◦結髪障害(後頭部に手を持って動作)

2、石灰沈着炎、化膿性肩関節炎⇒整形外科へ
◦自発痛(どのような姿勢でも痛む)
◦拳上障害(バンザイの動作)

3、長頭腱炎⇒はり・きゅう・あん摩・マッサージ・指圧施術適応
◦夜間痛
◦持ち上げ痛
◦肩関節前面の痛み

4、肩腱板断裂(主に棘上筋の腱板)⇒整形外科へ
◦夜間痛
◦拳上障害(バンザイの動作)
(五十肩の5割の方に、肩腱板断裂がある)

5、頚椎の疾患⇒はり・きゅう・あん摩・マッサージ・指圧施術適応
◦上を向いたり、頚を回したり、傾けたりした時に痛みが強くなる。

予防法

年齢が高くなると運動不足、筋力が弱くなってきます、関節自体は硬くなってくる。
うまく硬くならないようにさせる体操
◦指先を脇につけます。肘で円(直径10㎝くらい)を描くように両肩を回します。前後
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運動療法

1、アイロン体操(肩周囲の運動)
◦肩の力を抜き、おろした腕を左右、前後、回転など体全体でゆっくりと動かす。
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2、肩甲骨の動きをよくする体操
◦手を前に伸ばし背中を丸める(肩甲骨を開く)、引くときは胸をそらす。(肩甲骨を閉じる)
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注意)運動をするときは、必ずゆっくり、痛みが強いときは避けてください。