肝臓

肝臓とは ?

(人間最大の臓器)
(栄養素の合成・毒物の代謝など200以上の機能をもつ)
肝臓の位置
(みぞうち付近から右側部分)

肝臓の老化を止める

肝心要
肝臓の機能が衰えている人は、そうでない人に比べて心筋梗塞や脳梗塞などを発症するリスクが約2倍
男性は大腸がんのリスク約2倍、女性は乳がんのリスク約2倍にも高まる
◦健康寿命をのばすには肝臓を元気に保つ事が肝心要
肝臓の老化を止め若返らせる効果が期待できる栄養素があった
◦肝臓の重要な特徴
(再生能力が高い)
アルコールを飲まない人
  ⇓
肝臓に異常をきたしている人が多い
  ⇓
肝臓の繊維化といって肝臓が硬くなっているという状態
肝臓の働き
(全身をめぐる「血液の中身」を作っている)
人に必要な栄養は肝臓で加工 ⇒ 全身を巡る
何らかの原因で肝臓に炎症
  ⇓
それを修復するため線維化
線維化 = かさぶた
線維化
 ⇓
肝臓が少しずつ硬くなる
 ⇓
肝機能が低下
 ⇓
全身に栄養素を送れなり(疲れやだるさ・むくみ)などの症状が出ることも
◦飲酒に関係なく肝臓を蝕む線維化
◦線維化の大きな原因
食べ過ぎ・運動不足
  ⇓
内臓脂肪が溜まる
  ⇓
同じ様に肝臓にも脂肪が溜まる
  ⇓
肝臓に溜まった脂肪が炎症を起こす
  ⇓
肝臓の炎症が続くと
  ⇓
線維化が起こる

◦線維化の予防・改善効果が期待
肝臓の老化ストップ栄養素
(かぼちゃ・ホウレンソウ・ピーマン)<(イワシ・アジ・イクラ・タラコ)<(アーモンド)
肝臓老化ストップ栄養素
アーモンドにかなり多く含まれている
(ビタミンE)
ビタミンE
(身体の老化現象を抑制する効果が期待される栄養素の1つ)
ビタミンEは・・・
脂肪が起こす炎症を抑えてくれる
炎症を抑える
  ⇓
正常な状態に再生されていく
肝臓の線維化が重度 = ビタミンE・1日・300g(アーモンド約1000粒)
肝臓の繊維化が軽度 = ビタミンEの多い食材を加える(1日3度の食事に)

◦線維化が進んでいる方は咀嚼回数が少なくて早食い
(咀嚼回数を増やすと摂取カロリーが減って間食をなくて済むようになる)
  ⇓
よく噛む
(1日・30回以上しっかりと噛む)
摂取カロリーを抑えられる

肝臓の線維化を戻す方法
⓵ビタミンE食材のちょい足し
ビタミンEが豊富な食材
(マヨネーズ・サツマイモ・パプリカ・お茶がら)
⓶よく噛む・一口・30回以上

肝臓

肝臓に良い食材
◦馬肉にはグリコーゲンが多く含まれる
グリコーゲン
体内に存在する物質、肝臓ではアルコールの分解に使われる
グリコーゲン不足
  ⇓
肝機能の低下
グリコーゲン含有量
馬肉  2290mg
牛肉   674mg
豚肉   432mg
カルノシン
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抗酸化作用
鉄分が多いので肝疾患の方はご注意を !

◦味噌 + 豆腐 ⇒ 肝臓に良い
たんぱく質やミネラルが多い
味噌は アルコール分解作用を高める
豆腐はサポニンと亜鉛が肝細胞を活性化
豆腐の味噌漬けは最強
豆腐の味噌漬けの作り方
水切りした豆腐を味噌に10日間ほど漬け込む

◦理想的な朝食
ご飯・豆腐の味噌漬け・納豆・植物性のたんぱく質・糖質・ビタミン

◦酢
(脂肪やたんぱく質をエネルギーに変え肝臓の働きを助ける)
酢酸  (肝臓の代謝促進)
クエン酸(肝臓の代謝促進)
毎日1杯のお酢
少量のお酢で12,5% ~ 25%の減塩効果がある

肝臓の機能助ける

⓵正しい食生活のバランスが、機能改善に貢献する

⓶大根は肝臓の解毒作用を助ける

⓷豆腐などの大豆食品は、食物性たんぱく質で低カロリー
(精進料理などの食物性たんぱく質の食事)

⓸カニには肝臓の働きを促すタウリンが含まれる

⓹サバにはDHAやEPAを多く含まれている

⓺食物繊維
水溶性と不溶性があり、この2つのバランスよく摂取することが大切
ゴボウは水溶性2:不溶性3で摂取するのに理想的
(便が溜まると有害物質が発生、解毒するために肝臓が働く)
ヒジキや昆布からも良質な食物繊維を摂ることができる

⓻柿の渋み成分タンニンはアルコールの吸収を抑制

⓼お正月のお節料理なども肝臓に良い食材が入ったものが多い

脂肪肝

肝臓病というのは自覚症状がないのが特徴
(症状がなくても肝硬変や肝臓がんになっている方が増えている)
  ⇓
沈黙の臓器
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症状が出たときには深刻な事態
◦肝臓の重さ
成人男性 約1,5kg
成人女性 約1,2kg
◦肝臓の働き
⓵胆汁の生成
  ⇓
食べ物の油を分解
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吸収される消化液(1日1ℓもつくられている)
⓶栄養素をエネルギーに変換する
(食べたものは胃や腸で分解・吸収され栄養素が肝臓へ運ばれる、食べたものの栄養素をエネルギーに変換全身に送る)
⓷解毒と分解作用
(人体にとって毒であるアルコールを分解、無害なものへ変換している)
(薬を飲んでも肝臓が分解するので薬の作用が続く事がない)
※500種類以上の仕事をしている
◦脂肪肝
肝臓内に脂肪が貯蓄している状態
(脂肪肝が)長く続いていると大体15%が肝硬変になってしまう
◦肝硬変
脂肪肝が進むことで炎症が生じ、細胞が壊れ硬くなってしまっている状態
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肝臓の能力が3割以下になってしまう
◦肝臓の中には痛みを感じる神経がない
肝臓はダメージを受けても全然自覚症状が出ない
◦アルコールによる脂肪肝
アルコールの分解に肝臓が使われエネルギーが供給できずため込まれてしまう
◦食べ過ぎによる脂肪肝
エネルギーを作り出すのに肝臓が使われ筋肉や皮下に送り出せずため込まれてしまう
◦ダイエットによる脂肪肝
極端なダイエットをすると好きな物だけを食べるためたんぱく質が作られなくなる。
エネルギーを送り出すためのたんぱく質が不足し、肝臓内にため込まれてしまう
◦血液検査の結果
     AST       ALT
基準値13~30    10~42  
◦脂肪肝が進むと出る意外なサインとは!?
ひげを剃った時に出血が止まりにくい
(肝臓の働きが悪くなるとたんぱく質が作られなくなり血が止まりにくくなる)
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お酒を減らしたり、生活習慣を改善すれば、まだ間に合う
   ⇓
肝硬変まで進んでしまうと元に戻りにくくなってしまう
(肝硬変になってからも、お酒を飲み続けると5年生存率が35%になる研究結果もある)
◦女性は閉経後に脂肪肝なる方が多い 
(閉経前は女性ホルモンが働いて脂肪肝になりにくい)
(女性ホルモンには肝臓の余分なエネルギーを皮下へ送る作用がある)
  ⇓
女性ホルモンが減少すると余分なエネルギーを皮下へ送り出しにくくなり脂肪肝に)
◦隠れ脂肪肝
(血液検査では肝臓の数値が正常値なのに精密検査を受けると見つかる脂肪肝)
◦隠れ脂肪肝チェック
⓵週に3回以上お酒を飲む
⓶通勤や買物に車を使う
⓷20歳の時に比べて10kg以上太った
⓸ジュースなど甘い飲み物を好む
⓹眠る2時間前に食事をする事がある
⓺平均睡眠時間が6時間未満
3つ以上当てはまると脂肪肝の可能性がある
◦肝臓をいたわる方法
食事編
(納豆 + 黒ゴマ)
たんぱく質 + ビタミンB₂ + ビタミンEというのは脂肪肝に有効
食後編
食後30分間横になる
(立ってしまう、あるいは座ってしまうと肝臓に流れる血液が20%~30%減る)
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門脈は血圧が低く座ったり立ったりしている時は肝臓に流れる血液の量が少なくなる
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横になることで門脈が重力の影響を受けにくくなり肝臓に流れる血液の量が増加、肝臓に栄養素が届きやすくなりエネルギーの変換の働きが活発になる
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食後30分間横になる
(食べた物を肝臓で吸収させて分解される事が大切)
◦休肝日
お酒を飲んで完全に分解されるには24時間かかる
(1日おきに休肝日を設けて頂くのが一番)
◦脂肪肝というのは怖い病気、脂肪がつきやすい反面、燃焼しやすい