首コリのタイプは?
1、夕方から夜にかけてひどくなる
2、1日中で頭痛を伴う
3、朝起きた時がい番ひどい
◦首コリからくる色々な症状
◦首コリの原因となる疾患で危険なもの
(くも膜下出血、脳梗塞、心筋梗塞、高血圧、肺がん、変形性頸椎症、頸椎椎間板ヘルニア)
1、夕方から夜にかけて、ひどくなる
◦原因
姿勢(日中の悪い姿勢をとることが原因)首の筋肉が緊張しコリを生む。
◦首に一番負担がかかるのは?
(ひねり、前屈み)
◦首コリの痛み
筋緊張で血流が悪くなり筋肉が酸欠状態になることで老廃物が溜まり痛みを生む発痛物質が出てくる。
◦猫背姿勢
筋肉の表面を覆っている筋膜は形態を記憶する能力があり長期間にわたって猫背姿勢が続くとそれを記憶してしまう。
◦首コリ体操
寝た状態で腕を上げて大きく深呼吸することで、肋骨の間の筋肉の柔軟性を回復させる。
(1日・1回・1分間)
2、1日中で、頭痛を伴う
◦原因
アゴのずれの問題(日本人の8割の人たちがアゴがずれている)
アゴがずれると頭が倒れたり位置がおかしくなる。それを首の筋肉が支える。
◦アゴのずれ
頭が傾き頸椎が湾曲し頭蓋骨を支える後頭直筋、頭半棘筋、頭板状筋などが緊張し首コリを感じてしまう。
アゴがずれると常に筋肉が緊張し、1日中首コリを感じる。
◦アゴずれと頭痛
首背面の緊張することで筋繊維が膨張、その中を通る血管が圧迫され脳が血流不足になり頭痛が起きる。
◦左右のずれ
鏡を使い身体の中心線を想定して左右のずれをチェック。
◦前後のずれ
他人に見てもらい鼻の付け根と下アゴのラインをチェック。
◦アゴずれ対策
ずれの方向とは逆方向に下アゴを1㎜程度ずらす食後や寝起き後に5分間行うと効果的。
3、朝起きた時が、1番ひどい
◦原因
枕の高さ(合わない枕で首の筋肉が緊張する)
◦理想の高さ
第7頸椎とS字カーブの一番深い場所を測定。
◦理想の枕
頸椎を横から見るとS字状のカーブを描いているリラックスした寝姿を再現できるように頭部と頸部の間に隙間を埋めること。
ストレートネック
◦ストレートネックは筋肉への負担が大きく筋膜のしわができやすくなる。
◦首の骨は頭の重さを分散する為に、わん曲しているのが正しい状態。
◦あごが前に出て頭の重さが前にかかる。それを支えようと首の後ろの筋肉が常に緊張。
◦首から肩にかけて筋膜が固くなってコリがだんだん強くなっていく。
ストレートネックのチェックポイント
⓵ あごを引くのがつらい。
⓶ 耳が肩より前に出ている。
ストレートネックの矯正法
⓵ 両手でタオルを持ち、首の後ろの真ん中にあてる。
⓶ 手を斜め上に引っ張り頭を少し倒す。
⓷ その状態から、あごをのど元に引きつけキープ。(5秒~20秒)
※ あごを引きつける動作(5秒~20秒)を1日・5セット。
☆ 運動は体に負担がかからない程度にしましょう。
☆ 痛みが出ない程度に行ってください。