トリガーポイントとは?
◦トリガーは「引き金」という意味。(痛みを起こす引き金になるポイント)
(普段は痛みがなく、押されて痛みが広がる場所)
筋肉が硬い
(肩こり・腰痛・膝痛)慢性痛
◦実はその問題、肩、腰、膝ではなく別の所にあるかもしれません。
(筋肉の痛みの7割、痛い所とは違う場所に原因が!)
◦肩にゆがみがないか?
鏡でチェックしましょう。(肩にゆがみがある方は、身体のどこかにトリガーポイントが!)
◦なぜトリガーポイントはできるのか?
筋肉が同じ姿勢で長い時間いたり、疲れが溜まってきてすごく硬くなる。
◦トリガーポイント
筋肉に負担がかかり続ける事で、筋肉が硬直してしまった状態。
◦デスクワークや料理も長時間、同じ姿勢になるため背中にトリガーポイントができやすい。
◦筋肉からきている神経というのはひとつに集まってきている、細かくどこが痛いか人間の脳ではわからない。(だから痛みがある腰だけを治療してもうまくいかない、トリガーポイントの部分を治療しないと、次のトリガーポイントを生むような形になって、どんどん痛みが広がってしまう。)
◦あぐらも脚を大きく開くため、お尻と内ももにトリガーポイントができやすい。
◦一番重要なのは、トリガーポイントをほぐす事。
◦筋肉は鍛えるだけではなく、柔らかくする事も重要。
(ストレッチ・マッサージ・指圧・あん摩で筋肉を柔らかくすることが必要。)
部位別トリガーポイント
1、肩こり
⓵肩の骨と胸の間のくぼみ
⓶内ひじの外側
⓷~⓻肩甲骨を囲むようにとる
2、腰痛
⓵ベルトが指3本~4本上の背骨脇
⓶ベルト位置すぐ下の端
⓷お尻の真ん中
⓸真ん中から少し下
⓹⓺脚の付け根内側と外側
3、膝関節痛
⓵⓶足の付け根内側と外側
⓷⓸膝から指3本~4本分上内側と外側
⓹膝から手のひら1つ分下の外側
⓵膝裏外側
⓶膝裏から手のひら1つ分下の内側
注)トリガーポイントほぐし
痛すぎない程度でもむ、背中やお尻はテニスボールで1ヶ所・30秒・1日・2回が効果的。
効果があるツボ
⓵ツボの刺激
⇓
脳内伝達物質
⇓
痛みを和らげる
⓶免疫細胞を活発化させるという報告もある
⓷WHO(世界保健機関)認定のツボ361個
1、血圧を下げる効果のあるツボ
合谷というツボ
少し痛みを感じる程度に強めに押す、上半身の血管が開き血圧が下がる。
※1日・3回・左右・5分ずつ押す。
(痛みで一時的に血圧が上がるので、15分位経ってから測ると、前値に比べて血圧が下がる。)
2、冷え性に効くツボ
三陰交というツボ
太衝というツボ
3、便秘に効くツボ
足三里というツボ
合谷というツボ
4、肩こり
肩井というツボ
風池というツボ
◦ツボの特徴
(痛い・周りより硬い・しこりがある・周りより軟らかい・汗ばんでいる・毛穴がザラザラ。)
◦ツボにより刺激法を変える
⓵痛い・周りより硬い・しこりがある。
(少し痛む位の強さで押す)
⓶周りより軟らかい・汗ばんでいる・毛穴がザラザラ・押すとへこむ。
(優しく触れるくらいでよい)
血圧を下げる
◦ハンドクリップ
(タオルを握って指がつかないくらいの厚さにする)
2分握る⇒1分休む・左右2回ずつ
タオルを2分間握り続けられる力はおおむね30%の力でおこなう
⇓
血圧低下